2月の大雪被害 農業施設など3億6千万円被害
今年2月の大雪による上伊那地域の農業用パイプハウスなどが壊れる被害は3億6千万円あまりとなりました。 大雪による被害で3億円を超えたのは、平成10年1月以来15年ぶりとなります。 県のまとめによりますと、ことし2月の大雪による農業被害は、上伊那全体で3億6千700万円に上りました。 3億円を超えたのは、平成10年1月の7億8千万円についで、15年ぶりの被害だという事です。 このうち、パイプハウスなどの生産施設の被害は3億5千万円あまりでした。 自治体別では伊那市が最も多く337棟で1億2千万円、続いて駒ヶ根市の8千9百万円、宮田村の7千1百万円となっています。 ハウスの倒壊により花卉や野菜などが枯れてしまう農作物被害は8千9百万円で、自治体別では駒ヶ根市が3千万円、中川村が2千万円、飯島町が1千9百万円あまりとなっています。 県では農業施設の修繕や建設費用や苗の購入費用の一部を補助するなどして、農家を支援することにしています。