早くも田植え始まる
中坪ノーサン
上伊那で毎年いち早く田植えをしている伊那市手良の田んぼでは株式会社中坪ノーサンによる代かきや田植え作業が始まりました。 中坪ノーサンは伊那市手良で担い手がいなくなった地域の田んぼで稲作を行っています。 手良の農家登内里見さん夫妻らで経営していて面積が広いことから、毎年早く田植えを行います。 28日は妻の美穂さんが田植え機でコシヒカリを植えていました。 今年はおよそ160トンの生産を計画していて農薬を通常の半分以下しか使わない安心安全な米づくりに取り組んでいます。 一方すぐ近くの田んぼでは夫の里見さんが代かきを行っていました。 おいしい米づくりは土づくりから始まると考える里見さんは、化学肥料は使わず、有機肥料による農業を行っています。 里見さんは、「有機肥料を使うことによる循環型農業を目指したい。」と話していました。 中坪ノーサンの田植えは6月はじめまで続くということです。