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美篶の洞泉寺で大般若会の法要

美篶の洞泉寺で大般若会の法要

 伊那市美篶の洞泉寺で30日、600巻の経典「大般若経」を読み上げる大般若会の法要が行われました。  本堂では、13人の僧侶による力強い読経の声が響き渡っていました。  虫干しの意味あいもある大般若会では、経典を上から下へと落とす「転読」という方法で、経典を読み上げます。  大般若経はおよそ1,400年前、三蔵法師が釈迦から受け取り、中国へ伝えたものと言われ、仏教の基本思想の一つが書かれています。  経典を読む時に起きる般若の風に当たると、一年間の無病息災や家内安全などのご利益があると言われています。

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