西駒山荘の屋根仮組検査
伊那市が去年8月から建て替えを進めている中央アルプスの西駒山荘は、今月から本格的な建物の建設が始まります。 1日は、山荘の屋根の仮組み検査が駒ヶ根市で行われました。 駒ケ根市の南割集会所には、大工7人で仮に組んだ二階部分の屋根が出来ていました。 1日は、工事を請負っている建設業者や市の職員など10人が仮組した屋根の検査を行いました。 山での建設作業をスムーズに行うため、事前に仮組みをして風や雪に耐えられるかなどをチェックします。 屋根の部分にはスギや湿気に強いアメリカ産の松が使われています。 雪や風などから建物を守るため屋根板を支える「たる木」が多く使われている他、軒の出を少なくする工夫がほどこされています。 1日は、西駒山荘の管理人、宮下拓也さんも訪れ出来具合を見ていました。 西駒山荘の建設工事は、去年8月から始まっていて10月に基礎工事が終わっています。 今月下旬にヘリで資材を荷揚げし、7月中の山小屋の完成を目指します。