~春の叙勲~ 瑞宝双光章 大沼 悟さん
春の叙勲、受章者の喜びの声。 2日は、瑞宝双光章を受章した、元日本郵政公社職員の大沼悟さんです。 郵政事業功労で瑞宝双光章を受章した伊那市西春近の大沼悟さん70歳。 大沼さんは昭和35年、元日本郵政公社に入社し、箕輪郵便局に配属され、定年を迎えるまでの、45年間で上伊那の郵便局、10カ所以上で働きました。 このうち南箕輪郵便局などで18年間局長を務めています。 大沼さんは「大変名誉ある章をもらえて、ありがたく想い、感謝している」と話します。 平成元年、高遠町の三義郵便局局長になると同時に、諏訪から上伊那の、特定郵便局68局の業務推進連絡会副会長も兼任しました。 大村さんが「初めて局長になったのが、高遠町の三義郵便局だった。局には2人しかいませんでしたが…そこで遠照寺のおばあさんに出会い、遠照寺のボタンの花が綺麗だと知り、ボタンの苗を植えた。今ではボタン寺として有名になった」と話していました。 平成3年からは西箕輪郵便局局長を5年間にわたり務め、その間に、地域の人たちの要望を受け、局の移転新築工事も行いました。 大沼さんは、「先輩、同僚、家内、家族の協力のおかげ。感謝している。今後は地域のボランティアなどで恩返ししていきたい」と話していました。