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箕輪町郷土博物館でガリ版印刷に挑戦

箕輪町郷土博物館でガリ版印刷に挑戦

 箕輪町郷土博物館は20日、開催中の町発足50周年記念特別展「箕輪町ができた頃…」に併せ、イベント「ガリ版印刷に挑戦」を開いた。初体験の子どもから経験のある大人まで10人が、はがきに印刷をして楽しんだ。
 博物館専門調査員の小松峰人さん=長岡=が、やすりの上に置いた原紙に鉄筆で好きな絵や文字を書き、ローラーで印刷するガリ版印刷を教えた。
 小松さんによると、「昭和50年代に印刷機も変化したが、ガリ版印刷はもっぱら学校で先生がお便りやテスト用紙を作るために使っていた」という。
 子どもたちは、鉄筆で描いた絵がきれいに刷り上ったのを見て喜んでいた。経験のある大人は、自分の子どもに印刷方法を説明し、自分自身も懐かしそうに原紙に字を書いていた。
 箕輪中部小学校1年の平松海成君は、「カブトムシを描いた。楽しかった」とうれしそうに印刷したはがきを持ち帰った。

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