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2311/(土)

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七久保高齢者クラブでスイトン祭り

戦中戦後の労苦を思い浮かべ

七久保高齢者クラブでスイトン祭り

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友愛スイトン祭にぎやかに
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 飯島町七久保の高齢者クラブ(宮下兵衛会長)の友愛スイトン祭りは21日、七久保林業センターでにぎやかに開かれた。150人が出席し、戦中戦後の食糧難時代に思いを馳せ、肉や野菜たっぷりのすいとんに、平和をかみ締め、交流を深めた。
 役員がサトイモやカボチャ、ニンジン、シメジなどの野菜やキノコを持ち寄り、協力し合って調理した。すいとんの煮える、おいしそうなにおいが漂い、祭りの始まり。
 宮下会長は「シベリアに抑留された人、ビルマで戦った人、すいとんを食べて飢えをしのぎ、銃後を守った夫人たちなど、戦中戦後の厳しい時代を思い浮かべながら、すいとんを味わい、冬を乗り越えよう」とあいさつ。
 参加者は酒を酌み交わしたり、熱々のすいとんを味わい、「昔食べたすいとんは粉はばさばさ、肉も入らず、こんなにおいしくなかった」「野菜の替わりの野草がいっぱい入っていた」など話していた。
 ステージでは趣味のグループによる踊りやカラオケ、演歌体操などで盛り上がった。
「今のすいとんはおいしいね」

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