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美味しんぼ議論にチェルノブイリからの手紙

チェルノブイリ救援・中部 原富男理事長が公開

美味しんぼ議論にチェルノブイリからの手紙

チェルノブイリ原発事故の被災者を支援する特定非営利活動法人チェルノブイリ救援・中部の理事長で南箕輪村の原富男さんは、事故後にウクライナの子どもたちが鼻血を出して嘆く内容の手紙を公開しました。 チェルノブイリ救援・中部の理事長原富男さんは、1986年のチェルノブイリ原発事故から5年後の1991年に初めて被災地を訪問し、現地の小学校をまわりました。 手紙は、そのお礼に小学校の先生から届いたものです。 絵は、当時12歳の子どもが描きました。 手紙に書かれているのは1991年、チェルノブイリ原発から南西75キロにあるマカレビッチ村の子どもたちの様子です。 「そうです。私の生徒たちは鼻から血を出しています。私が朝学校に行く途中、私の小さな生徒たちは、小雀の群れのように私に向かって飛んできて何か困っていたことを言うのです。あっ私、又鼻血が出たよ。」 福島第一原発を訪問した後に主人公が鼻血を出すなどの場面が描写されいる漫画「美味しんぼ」が議論になっています。 原さんは、「美味しんぼの鼻血の描写部分のみで批判するのは良くない。今回公開した手紙が全てを物語っている。しっかりした取材に基づいた本だ。」と評価しています。

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