信州大学農学部 再建された門柱お披露目
南箕輪村の信州大学農学部では、62年前の門柱が再建され、キャンパス入り口に設置されました。 23日は、除幕式が行われ、大学関係者らおよそ30人が出席しました。 信大農学部によりますと、門柱が建てられたのは、62年前の昭和27年だということです。 当時の学生と教職員が小黒川から1,200個の石を運び、1つ1つに墨で名前を書き、積み上げたものをコンクリートで固め門柱にしたということです。 門柱は、道路整備のため3年前に一旦撤去し、建て直しました。 信大農学部の北澤秋司同窓会長は「石の1つ1つに当時の学生や職員の思いが託されている。門柱を見ることでその思いを繋げていきたい」と話しました。