特殊詐欺 60代男性128万円被害
伊那市内の60代の男性が金融業者を名乗る男に現金128万円を騙し取られる特殊詐欺被害にあっていたことが分かりました。 伊那警察署の発表によりますと、被害にあったのは伊那市内に住む60代の男性です。 今年5月に低金利・無担保の融資を勧誘するファクシミリが届き、電話をかけたところ、金融業者を名乗る男から500万円融資できると言われました。 男性が融資の申込書をファクシミリで送ると、別の男から事務手数料などが必要と言われ、指定された口座に3回にわけ現金128万円を振り込みました。 その後、別の男から5月に融資できないと言われ、不審に思い消費生活センターに相談したところ詐欺の被害に気づき、伊那署に被害を届け出たものです。 伊那署では「ファクシミリにより融資を勧誘し、無担保だったり、低金利のものは、詐欺の可能性が高く、現金を振り込む前に警察に相談してほしい」などと、注意を呼びかけています。