長谷中生徒 露頭の名づけ親に
中山晶計さんから地名の由来を学ぶ
伊那市の長谷中学校の生徒は、美和湖にある2か所の露頭に名前をつけるため、学習に励んでいます。 30日は、長谷公民館で前の地域自治区長、中山晶計さんから長谷の地名について話を聞きました。 中山さんは、現在72歳。 長谷の歴史とともに歩んできました。 生徒たちは、中山さんから地名の由来を聞きながら、露頭にふさわしい名前を思いめぐらしている様子でした。 長谷中の生徒たちが名前をつける露頭は、2つあり、一つは、学校北側にあります。 もう一つは、長谷総合グラウンド南側です。 露頭は、地層や地質が露出した場所のことで、長谷では、溝口露頭が有名です。 長谷中学校の生徒たちは、6月末までに名前を考え、7月に1か所につき2、3の案を市側に伝える予定です。 伊那市は、その案を基に、9月の日本ジオパーク南アルプス大会までに決定する予定です。