新宿の中学生が田植え体験

伊那市と友好提携を結ぶ東京都新宿区の中学生が、5月26日、高遠町小原の田んぼで田植えを体験しました。 伊那市を訪れたのは、新宿区立牛込第一中学校の1年生90人です。 田植え体験は、高遠町の農事組合法人らいふが生産している野菜や米を給食の食材として購入している事が縁で、行われたものです。 指導は、らいふの組合員や地元の農家が行い、コシヒカリの苗を約24aの田んぼに植えました。 生徒らは、裸足で田んぼの中に入り、15センチ間隔で、2、3本ずつ苗を植えていました。 農事組合法人らいふの西村勝雄理事長は、「米はスーパーなどで簡単に手に入るが、農家の苦労などを体験し、感じてもらえたら嬉しい」と話していました。 この日植えた苗は、らいふが管理し秋にはおよそ24俵の米が収穫できるということです。 収穫した米は、牛込第一中学校の給食で提供されることになっています。