高遠城址公園 さくら祭り 有料入園者数23万人超

今年の高遠城址公園のさくら祭りの反省会が3日、伊那市高遠町総合福祉センターで開かれました。 反省会には、関係団体の代表など50人が出席しました。 今年のさくら祭り有料期間は、4月9日の咲き始めから25日の散り終わりまでの17日間でした。 有料入場者数は23万1,559人で、東日本大震災で落ち込んだ年から3年連続で増えていて、震災前の水準まで回復しました。 最盛期となったのは4月19日の土曜日で3万4,750人でした。 市営有料駐車場の利用台数は、1万5,126台で、去年より2,888台減りました。 これは一般車両での乗り入れの減少と、大型車での入園が増えたことによるものです。 シャトルバス利用者は、去年まで200円だった料金を100円にしたことで、1,572人増えて、2万9,532人となっています。 このため、大きな渋滞はなかったということです。 また、今年から導入した交通規制や道路状況などがわかるアプリは、4,056件のダウンロードがありました。 高遠城址公園周辺の宿泊施設の利用状況は、去年より344人多い、1,277人でした。 これは、今年伊那市が「泊まって観ようキャンペーン」として、市内13か所の協賛宿泊施設に宿泊した人に、公園の1日入園券をセットにしたことによるものです。 出席者からは、「駐車場代の見直し」や「早朝入園の時間をはやめてほしい」などの意見が出されていました。