Jアラート訓練 防災行政無線に不具合なし、メール配信連動せず
伊那市など全国の自治体で一斉訓練
Jアラートを使った緊急地震速報の訓練が、5日、全国一斉に行われました。 伊那市では、Jアラートと連動した防災行政無線の放送に問題はありませんでしたが、安心安全メールが連動せず、職員が手動で配信するという不具合がありました。 午前10時15分、伊那市役所内に設置されているJアラートが緊急地震速報を受信しました。 伊那市では、Jアラートと連動して、防災行政無線、安心安全メールが自動的に流れるシステムになっています。 Jアラートが、信号を受信すると、約30秒後に防災行政無線が市内に放送されました。 しかし、安心安全メールは自動配信されず、8分後の午前10時23分に職員が手動で配信しました。 メールが配信されると、これと連動して、伊那ケーブルテレビのL字放送が流れました。 伊那市が防災情報などを個人の携帯電話などに配信する安心安全メールは、6月5日現在、1万8,374人が登録しています。 市では、今回の不具合の原因を調査し、万一の事態に備えたいとしています。 なお、箕輪町と南箕輪村では、Jアラートと連動したメール配信は行っていませんが、5日の訓練で防災行政無線の放送に不具合はなかったということです。