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第1回ゆとり荘見直し検討委員会

 箕輪町社会福祉協議会は28日夜、第1回ゆとり荘見直し検討委員会を町社会福祉総合センターで開いた。委員を委嘱し、事務局が介護保険制度改正の概要とゆとり荘事業を説明した。次回から、具体的な検討に入る。
 05年の介護保険制度の見直し、町内における民間企業の参入などによる影響を考え、ゆとり荘の事業を根本的に見直し、今後の事業展開を検討するため委員会を設置。町社協理事や評議員、一般公募の11人を委員に委嘱した。委員長は星野和美さん、副委員長は原きの江さん。
 ゆとり荘は92年4月、高齢者福祉施設として開所。00年から、介護保険制度施行に伴い通所介護(デイサービス)事業と短期生活介護(ショートステイ)事業をしている。
 検討委員会では、デイサービス事業とショートステイ事業、新事業の企画と実施について検討し、年度内に報告書をまとめ町社協の平沢豊満会長に報告する予定。
 現在、デイサービスをする施設は町内にグレイスフル箕輪(上古田)がある。宅老所は「菜の花」「しばみや」「きのした」の3施設。新たに南小河内に平成会、木下一の宮に宮坂組、木下に上伊那医療生協が建設を進めている。
 桑沢昭一社協常務理事は、「町内に民間の同様の施設ができ、ゆとり荘をこのまま続けるのがいいのか、方向転換がいいのか、社協の中からも意見がある。委員会で話し、いい方向に持っていきたい」とあいさつした。

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