草刈軽減へ 田畑にヒメイワダレソウ植栽

南箕輪村の神子柴区民や農業団体などでつくる「神子柴農地水環境保全会」は草刈り作業軽減に向け3日会員の畑に花の苗を植えました。 3日は会員の麦畑の土手に、ヒメイワダレソウの苗、800株を植えました。 ヒメイワダレソウは寒さに強く、人などが踏んでも枯れにくい植物で、根付くと土手一面に広がり雑草が生えにくくなるという事です。 この日は会員や県の職員などおよそ15人が広さ50ヘクタールの畑のまわりに20センチ間隔で苗を植えていました。 会では、農家の高齢化や後継者不足が進むなか、農作業の軽減を図る事で、これ以上遊休農地が増えないようにと、今回試験的な取り組みとして実施しました。 会によりますと農作業軽減を目的に畑や田んぼの土手に、植物を植えるのは村内では初めての事だという事です。