桃澤明さん・農事組合法人「田原」 県知事表彰受賞

地域の農業の発展に功績があったとして、伊那市の伊那酪農業協同組合の桃澤明組合長と、農事組合法人「田原」が知事表彰を受賞しました。 6日は、伊那市ますみヶ丘の伊那酪農業協同組合の桃澤明組合長と、伊那市東春近の農事組合法人「田原」の中村博組合長らが伊那市役所を訪れ、白鳥孝市長に受賞の報告をしました。 桃澤さんは、昭和41年に伊那市ますみヶ丘で酪農を始めました。 良質なワラや干し草などを確保し、安定した牛乳の提供に努めきました。 現在は、28人の組合員と年間およそ1万1,000トンの牛乳を生産して います。 農事組合法人「田原」は、平成16年に設立されました。 平成23年度から3年かけて17ヘクタールの耕作放棄地を農地として再生しました。 また、農家民宿を取り入れて都市住民との農業体験も積極的に行っています。 白鳥市長は「今までの苦労や体験を、農業を担う世代の人達に伝えていってください」と話しました。