松島神社の御神木折れる
けが人はなし 松島の一部を停電にし倒木処理
箕輪町松島神社の御神木のケヤキの枝が8日折れました。 ケガ人はいませんでした。 神社関係者は「大切にしていたのに残念」と話しています。 神社近くの人によりますと御神木の枝が折れたのは8日正午過ぎで、突然大きな音がしたので家の外に出ると枝が屋根にのしかかるように折れていたということです。 この御神木は幹まわりが5.8メートルほどの古木で樹齢は不明ですが550年以上ともいわれています。 知らせを聞いて駆けつけた神社総代など関係者によりますと、古木のため枝の中に空洞の部分があったということで、重さに耐え切れず折れたのではないかと話しています。 折れた枝は電線などにかかり、電柱が斜めに傾いていました。 中部電力では松島地区の一部を停電にし倒木の処理を行いました。 これによるケガ人いなかったということです。 この御神木は平成21年に箕輪町保存樹木に指定され地域住民や神社関係者から大切にされていました。 木の近くには倒木の危険を知らせる看板が設置されていたほか今月4日に樹木医の検査を受け、折れる危険性があると指摘されていたということです。