伊那谷ねっと

サイトマップ ニュース検索
2311/(土)

ニュース

飲食店組合と山小屋組合 連携

飲食店組合と山小屋組合 連携

 伊那市飲食店組合と山小屋組合は登山客やジオパーク見学者など山を訪れた客を街に呼び寄せようと9日、南アルプスについて研修を行いました。  これは、伊那市飲食店組合と山小屋組合が連携を図ろうと行われたものです。  街にきた観光客を、散策や、避暑地として山に案内し、山を訪れた登山客には地元の食べ物や、お酒がある街に、互いに案内し合うというものです。  この日は、飲食店組合の組合員が山の魅力を学ぶため研修が行われ、南アルプス林道バスで歌宿まで行きました。  ジオパークガイドの片桐勝さんがジオパークについて説明していました。  片桐さんは、「南アルプスの多くの山はもともと海の底にあった。日本列島の土台を作ったプレートが作り出した貴重な地質を観察する事ができる」と話していました。  歌宿では、山の名前や気候についての説明がありました。  北沢峠こもれび山荘の竹元直亮さんは「山で一泊、街で一泊を実現できるよう連携をとっていきましょう」と挨拶しました。  帰りは南アルプスの植物の説明を受けていました。  出席者は、南アルプスの自然を写真におさめたりしていました。  今月24日には第3回企画検討会が予定されていて、夏山シーズンに向けて具体的な話し合いが行われます。

前のページに戻る 一覧に戻る