木下五郎さん 彫鍛金展
駒ヶ根市在住の金属造形作家、木下五郎さんの彫鍛金展が12日から伊那市坂下のはら美術で始まりました。 会場には、風景や花など、身近なものを題材にした作品24点が展示されています。 木下さんの作品には、金属を彫る「彫金(ちょうきん)」と、叩いて形を作る「鍛(たん)金(きん)」の技法が使われています。 色の濃淡にこだわっているということで、青緑色は金属の錆で表現されています。 そのほかにも、白は銀箔、金は金箔を焼き付ける技法が使われています。 木下さんは、本格的に作家として活動を始めて今年で40年になります。 金属を使った絵画的な表現を追求してきたということです。 木下五郎彫鍛金展は、17日火曜日まで、はら美術で開かれています。