伊那文化会館 新館長 宮澤敏夫さんに聞く
6月1日から伊那文化会館の新しい館長に台湾出身で財団法人札幌交響楽団顧問の宮澤敏夫さんが就任しました。 宮澤館長に抱負を聞きました。 宮澤館長は、台湾生まれの70歳。 武蔵野音楽大学を卒業後、大阪フィルハーモニー交響楽団に入団。 コントラバスの奏者として活動し、楽団の事務局長に就任。 その後も、財団法人札幌交響楽団事務局長を務め、楽団の経営を立て直すなど、オーケストラや音楽祭の運営に携わってきました。 その中でも、木曽町の木曽音楽祭には30年近く携わり、人脈を培って、音楽祭のノウハウを学んできたということです。 宮澤館長が、楽団の運営などに携わってきた理由は、大阪フィル時代ウィーンへ留学した経験から「世界の共通語は文化だ」という想いを抱いたからです。 宮澤館長は、「子どもたちがいいものに触れられる機会を作りたい」と抱負を話しています。