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上伊那の野球レベルアップへ

高校監督・中学指導者が初の技術交流会

上伊那の野球レベルアップへ

 上伊那の高校野球部監督と中学校野球部顧問との技術交流会が19日夜、伊那市の割烹「海老屋」であった。キャッチボール、守備、走塁などの基本的な技術を記したテキストをもとに、部活顧問らに生徒の育成方法を伝えた。
 県高等学校野球連盟上伊那支部、上伊那中体連軟式野球専門委員会の主催。
 高校と中学の連携を深め、上伊那の野球技術の向上を図る一歩とする交流会で、初の試み。上伊那の高校7校と中学校6校のほか、諏訪地区2校、下伊那1校から指導者が集まった。
 今夏まで駒ヶ根工業高校の野球部監督を務めた、高野連南信支部監督部会の山岸智昭部会長が講義。「守備時のバウンド処理は、体で止めるのは最終手段にして、グローブで捕る習慣を養う」「ボールの持ち替えも、小さいころからのキャッチボールで差がつく」などと、身振りを交えながらアドバイスしていた。
 山岸部会長は「野球を楽しくできることが、子どもたちの成長にもつながる」と話した。
 今後は指導者同士の情報交換を進めるなかで、部活顧問の技術研修などを取り入れていく予定。

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