石ころウォッチング 親子が岩石について学ぶ
川に落ちている石を観察し、その違いについて学ぶイベント「石ころウォッチング」が21日、伊那市長谷で開かれました。 イベントには、市内を中心に親子連れなど12組26人が参加しました。 主催した戸台の化石保存会では、化石について学ぶ学習会を年に3回開いていて、石ころウォッチングは基本学習として毎年この時期に開かれています。 参加者らはまず、1メートルの棒を地面に置きその範囲でとれる石を色分けします。 それを、三峰川の上流と黒川の上流、2つの川の合流点の3か所で行い、採取できる石の違いを調べていきました。 保存会の北村健治会長は「三峰川では赤色のチャート、黒川では戸台層の岩石が多いなど違いが分かる。石を知ることは化石を扱う上で重要なこと」などと話していました。 保存会では、8月と11月に化石採集会を開くということです。