中学校登山 消防署職員同行へ
中学校が行う集団登山の安全確保に向け、伊那市教育委員会は今年度から消防署職員を同行させます。 これは25日伊那市役所で開かれた定例記者会見の中で白鳥孝市長が話をしたものです。 市内の中学校では、毎年7月から8月にかけ、学校毎に中央アルプスの西駒ヶ岳か南アルプスの仙丈ヶ岳で集団登山を行っています。 市教委では、生徒の病気やケガの対処、また防災ヘリの出動が必要な事態に備え、消防署職員を同行させることにしました。 今年度は、市内6つの中学校と南箕輪中学校の集団登山に伊那消防署か高遠消防署の職員1人が同行する予定です。 白鳥市長は、「登山に備え、学校では、事前のトレーニングや、医師に同行させる場合もある。消防署職員が同行する事でより、安全確保につなげていきたい」と話していました。