伊那市 難病患者福祉金見直しへ
医療政策審議会に諮問
伊那市は難病患者などに対し毎年6万円支給をしている福祉金の見直しについて伊那市医療政策審議会に諮問しました。 24日は伊那市役所で審議会が開かれ白鳥孝市長から福祉金を年額6万円から1万円に見直す案について諮問されました。 市では昭和52年度から独自事業として国や県が難病に指定する58疾患の患者などに対し年額6万円の福祉金を支給しています。 難病患者に対して国は、障害福祉サービス充実をはかるなどの制度改正の動きがあります。 また県内で同様な事業を行っている12市の支給状況は年額5千円から1万5千円です。 市では、これらの状況をふまえ平成27年度から福祉金の支給を現行の6万円から1万に見直したいとしています。 白鳥市長は「答申内容を参考に来年度以降の予算編成、早期周知を行っていきたい」と話していました。 審議会では8月までの答申を目指します。