第11回瑞雲墨志会展
濃淡とぼかしを使い表現
上下伊那の水墨画愛好者で組織する瑞雲墨志会の11回目の作品展が、今日から、伊那市のかんてんぱぱホールで始まりました。 会場には、58人の会員の中から出品された作品77点が展示されています。 今回は、近作や自信作などを出品しました。 瑞雲墨志会は、3年前になくなった下平瑞雲(ずいうん)さんに指導を受けた愛好者の集まりです。 下平さんは、「雪景色に勝るものはない」として、濃淡とぼかしを使った古典的な技法を指導してきました。 下平さん亡きあとは、増田 瑞雪(ずいせつ)さんを指導者に、活動を続けています。 現在、上伊那に7つの教室があり、それぞれ月に2回活動しています。 古典的な技法を重んじますが、作風は、描きたいものを描いていて、テーマは様々です。 金井 健(つよし)代表は、「白と黒の調和、構図などを見てほしい」と話していました。 この展示会は、来月3日(木)まで、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。