高山植物等保護対策協議会 今年度保護意識やマナー高揚
高山植物等保護対策協議会が4日、伊那市山寺の南信森林管理署で開かれ、今年度の事業として、高山植物等の保護意識やマナーの高揚を図ることなどが承認されました。 協議会には、南信地区の市町村関係者らおよそ30人が出席しました。 平成25年度の保護取締件数は、平成24年度より34件多い468件でした。 具体的な内容として「踏み荒らし」「禁止区域への侵入」が合わせて355件で、全体の76%を占めました。 増えた主な要因として「写真撮影や休憩の際の無意識な行為、知識の欠如によるものが多い」ということです。 協議会では今年度の事業として、保護パトロールを強化していくほか、関係機関や団体と協力して保護柵や保護標識の整備等を実施していくとしています。