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井月の人物像を探る「井月の日記」出版

井月の人物像を探る「井月の日記」出版

 井上井月顕彰会幹事の伊那市手良の宮原達明さんは、「漂泊の俳人、井月の日記」を出版しました。  9日はタウンステーション伊那まちで記者会見が開かれました。  本を出版したのは、伊那市手良の宮原達明さんです。  宮原さんは、井月が30年もの間、なぜ人々の家で食べさせてもらったり、泊まったりできたのかを日記や逸話などから探り、1年間かけて書き上げたということです。  顕彰会の竹入弘元副会長は、「今まで日記の整理ができていなかったが、この本は全て時系列に沿っていて、人物像が表現できている」と話していました。   井上井月は、幕末から明治にかけての30年間ほどを伊那谷で放浪しながら過ごした俳人で、新潟県長岡市の生まれといわれています。  本は、1冊定価1,500円で20日頃から書店に並ぶということです。

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