医療と介護連携へ 箕輪町検討会設置
箕輪町は、重度な要介護状態となった人でも最後まで地域で暮らし続けられるよう医療や介護、生活支援を一体的に提供できるシステム構築に向け検討会を設置しました。 「箕輪町医療と介護の連携検討会」は8日町役場で開かれ、医師や介護支援専門員など15人に平澤豊満町長から委嘱状が手渡されました。 箕輪町の人口に占める65歳以上の割合は、去年10月の時点では25.7%でしたが、団塊の世代が75歳以上となる2025年には30.2%になると予測されています。 今後高齢化が進み、介護が必要な状態となっても住み慣れた地域で最後まで生活できるように「住まい」や「医療」「介護」「生活支援」が一体的に提供できるシステムの構築が課題となっています。 会議では、現在抱えている課題について2つのグループに別れ意見を出し合いました。 出席者からは「一人暮らしや高齢者世帯が増え、連絡が年々難しくなってきている。」などの意見が出されていました。 検討会では、来年1月までに連携方法について意見をまとめる事にしています。