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2511/(月)

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伊那市の産業用地 初売却見通し

東京パックが購入

伊那市の産業用地 初売却見通し
伊那市の産業用地 初売却見通し

伊那市土地開発公社が所有していた産業用地が伊那市に引き継がれてから初めて売却される見込みとなりました。 14日は市と購入企業の間で土地売買仮契約調印式が行われました。 14日は伊那市役所で調印式が行われ産業用地を購入する東京パック株式会社の波多野勇社長と白鳥孝伊那市長が仮契約を結びました。 産業用地を購入する東京パックは東京に本社を置きポリエチレン製の手袋などを製造販売しています。 年商はおよそ12億円で従業員はおよそ85人。東京に2つの工場と物流センターがあります。 売買の仮契約を交わした産業用地は伊那インター工業団地の一角で広さはおよそ7,600平方メートル。 金額はおよそ9,800万円となっています。 東京パックではここにフィルム工場と手袋製造工場、物流倉庫を建設する計画で土地取得を含めた事業費は5億円を見込んでいます。 調印式で波多野社長は伊那に工場を造ることで生産、供給能力を増強するとともに、首都直下の地震に備えリスクの分散を図りたいとしています。 東京パックでは工場建設にあたり地元から33人を雇用する計画で平成27年8月の操業開始を予定しています。

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