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宮田村の下水道料金平均15・1%引き上げを答申

 宮田村の上下水道運営委員会(前林善一委員長)は24日、村の諮問通り来年4月から下水道使用料を平均15・1%引き上げる答申をした。村は村議会12月定例会に条例改正案を提出。上伊那平均より大幅に安価な料金設定の大口利用者の引き上げ幅を高め、最大では21%の値上げとなる。
 議決されれば2年ぶりの改定となるが、月平均30立方メートルまでの小口利用者は4・6%縲・・8%と値上げ幅を抑制。平均的な家庭の使用料金(24立方メートル)は月額3664円から305円値上がりし、3969円となる。
 一方で店舗や事業所など50立方メートル以上使う大口利用者は11・8%縲・1%の値上げ。1000立方メートル以上使う場合、月額14万8千円ほどが18万7千円まで上がる。
 村産業建設課は「特に上伊那の平均より安かった大口利用者の是正を図った。理解してもらいたい」と説明。
 委員会は諮問の内容を認めたが、住民への周知徹底を求めた。
 村は収支安定や施設維持を考慮し、下水道料金を2002年度の水準から50%引き上げる必要があると試算。
 2008年度まで2年ごとに改定する計画で、初年度の04年度に平均15%引き上げた。

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