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箕輪中生徒 戦争体験を聞く

辰野町の岩波さん「戦争は絶対にダメ」

箕輪中生徒 戦争体験を聞く

 箕輪町の箕輪中学校の3年生が24日、戦争体験者の話を聞きました。  この日は、箕輪中学校の3年生257人が、戦争体験を聞きました。 話をしたのは辰野町長久寺の住職、岩波昭(しょう)賢(けん)さん、87歳です。  この戦争体験を聞く会は、軍人として戦場で亡くなった人の家族でつくる箕輪町戦没者遺族会が、戦争の悲惨な記憶を語り継ごうと、箕輪中3年生を対象に毎年開いています。  岩波さんは、土浦海軍航空隊に配属され、18歳で終戦を迎えました。 アメリカの戦闘機、グラマンから機銃掃射を受け、九死に一生を得ました。  8月15日の終戦の日、隊員が集まり玉音放送を聞きました。  岩波さんは、「戦争は人と人の殺し合い。絶対にやってはいけない。皆さんにも絶対に経験させたくない」と話していました。  箕輪中学校では、戦争のない平和な世界の実現にはどうしたら良いのか、考えるきっかけにしてほしいと話していました。  3年生は、夏休みの間、社会科の課題として戦争についてまとめた新聞をつくるということです

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