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215/(火)

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市内男性 特殊詐欺被害

伊那警察署「上京型」に注意よびかけ

7月末に伊那市の70代の男性が1,000万円を騙しとられる特殊詐欺被害にあっていたことがわかりました。 伊那警察署では、東京に呼び出して現金を騙し取る「上京型」に気をつけるよう注意をよびかけています。 今回の事件は、7月29日午後2時頃、長男を名乗る男から被害社宅に、 「僕だけど、明日の午後大事な話があるから家にいて欲しい。」「携帯電話を変えた。お父さんの携帯から電話して。」 などと電話がありました。 翌日の30日、被害者が教えられた電話番号にかけると 「今、警察が来ている。とにかく1,000万円必要だ。」 「新宿まで持ってきて。」 「僕は警察の取調べがあって行けないから代わりの者が行く。」 などといわれました。 被害者は、市内の金融機関で現金1,000万円を用意して、新宿駅に行き、その後タクシーに乗って指定された都内の公園内で、長男の代理を名乗る男に現金を手渡したものです。 その後被害者が長男の自宅に電話して連絡をとり、だまされたことに気づいたということです。 特殊詐欺発生状況は、県内では、94件で約5億5,000万円(6月末現在)、伊那署管内では、7件で約2,860万円(7月末現在)となっています。 伊那署では、「レターパックなどによる現金の要求には応えず、家族や警察に相談する」「携帯電話番号が変わった、風邪をひいたは、オレオレ詐欺のキーワード」などと注意をよびかけています。 生活安全課の関貴宏課長は「家族のコミュニケーションが大切。」と話しています。 特殊詐欺発生状況は、県内では、94件で約5億5,000万円、伊那署管内では、7件で約2,860万円です。 県内は去年と比べて増加傾向、伊那署管内は、被害額は減少していますが、件数は、ほぼ横ばいとなっています。

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