伊那西高校生徒が被災地訪問
22日にまとめ
伊那市の伊那西高校の生徒有志は、学校創立30周年記念として、8月1日~4日までの3泊4日で、東日本大震災の被災地、岩手県大槌町を訪れました。 6日は、被災地を訪問した生徒の代表4人が、学校に集まりました。 被災地を訪れたのは、1年生から3年生までの有志26人です。 バスで、1日かけて岩手県に向かい、被災地を見学したほか、大槌町の子ども達と交流しました。 被災地訪問は、岩手県北上市在住で、死者の顔を安らかにして棺に納める復元納棺士・笹原 留似子さんが、去年11月伊那西高校で講演したことが縁で行なわれました。 生徒達は、大槌町役場を訪れ、黙祷をささげた後、被災者の女性から話を聞きました。 大槌町の被災した子ども達が集まる場所、「子ども夢ハウス」を訪れ、生徒たちが考えたゲームなどをして、子ども達を楽しませたということです。 生徒達は、写真を見ながら、現地での様子を振り返り、自分の身に置き換えて被災地を感じたと話していました。 被災地を訪問した生徒達は、22日に、今後継続的に何ができるかなどを話し合うまとめを行い、秋ごろをめどに、記念誌を作り、報告会を開く予定です。