学生が砂防工事の現場見学
砂防事業の意義学ぶ
土砂災害を防ぐ砂防事業に関心のある大学生と大学院生3人が4日伊那市長谷の女沢川の砂防工事現場を見学しました。 これは天竜川上流河川事務所が砂防事業の意義や役割について理解してもらおうと行っているものです。 4日は日本大学と日本大学大学院、静岡大学大学院の3人が伊那市長谷の美和ダムに水が流れている女沢川の砂防工事現場を見学しました。 工事担当者は、土砂がダムに流れ込むのを防ぐことで周辺の民家や道路、観光施設への災害を抑制することができると話していました。 工事は法面の崩壊を防ぐため鉄筋コンクリートで固めていることやその強度などについて説明していました。 また工事中に土石流が発生する危険があることからセンサーを設置しサイレンが鳴ったら避難するなど安全対策についての話もありました。 学生らは「講義を受けるだけでは分からなかった作業の工程や安全確保の対策などを知ることができた。」と話していました。