元公民館主事 金銭の支払い手続きの不正と虚偽の公文書作成
箕輪町教育委員会の元公民館主事の男性職員(42)が、去年5月から11月にかけ、地域通貨「箕」の不適切な支払と不正な支払を行っていた事がわかりました。 この日、箕輪町教育委員会が記者会見を開き、不祥事について説明し、謝罪しました。 町の顧問弁護士によりますと、この職員は去年5月から11月にかけて、不正な手続きで金銭の支払いをしたということです。 今年5月に新しい主幹から提出された伝票で会計課が内容を確認し、前の主事に確認したところ、不正があったことがわかりました。 正規の予算手続きを経ず支払などをした不正は9件。 「箕」の請求書を持参しない業者に対して、自ら請求書を作成したなど、地域通貨「箕」の支払いの不適切は7件確認されていています。 町教育委員会では、これらを、支払手続きの不正と虚偽公文書作成にあたるとしています。 ただ、いずれも支払い義務があるもので金額も適正であり、町に財産的な被害は発生していないということです。 この職員の処分は、盆明の懲罰委員会で決まるということです。 町教育委員会は、監督責任などについても早急に決定するとしています。