上伊那農業高校の門 70年ぶりに設置
戦争のため取り外されていた南箕輪村の上伊那農業高校の門が70年ぶりに設置され、19日に関係者にお披露目されました。 この日は、同窓会員ら9人が学校を訪れ、設置された門の見学をしました。 上農高校の入り口には、4本の門柱があり、昭和19年まで門がありました。 太平洋戦争中、武器に使う原料にするため外され、70年間門がない状態でし たが、今年の学校創立120周年に合わせて設置されました。 門は、高さおよそ3メートル、幅およそ12メートルです。 また、門柱の上にランプも設置されました。 同窓会員は、「それぞれの思いが深くつまった門ができた。生徒達にも歴史を感じてもらいながら大事にしてもらいたい」と話していました。 門の完成除幕式は、11月上旬に行われる予定です。