「芝平石灰岩採掘場跡」に案内看板設置
今年3月に「人と暮らしの伊那谷遺産」に登録された伊那市高遠町の「芝平石灰岩採掘場跡」に、このほど、案内看板が設置されました。 昭和50年代に芝平から移住した元住民でつくる芝平会のメンバーなどが、13日に看板の設置作業を行いました。 この地域では、かつて土壌改良のための肥料となる石灰岩が豊富に産出され、昭和20年頃まで芝平石灰岩採掘場で作業が行われていたということです。 芝平会などは、採掘場跡に多くの人に訪れてもらい当時の事を知ってもらおうと、今年5月には下草刈りなどの環境整備を行い、今回、案内看板を設置しました。 会では、「子ども達に来てもらい、地域の歴史を知ってもらいたい」と話していました。