日影区が区制施行100周年
記念碑を除幕
伊那市日影区の区制施行100周年記念式典が27日、日影区公民館であった。区民約80人が集まり、記念碑の除幕などで節目を祝った。
記念碑は、公民館北側に記念碑を建立。「日影区百周年記念」の文字を刻み、裏面に沿革を記した。高さ2・2メートル(台座含む)、幅1・3メートルで、霊水石を使用。
区民が見守る中、中村勝区長らが除幕し、獅子舞を披露した。
式典で、中村区長は「さらに100年、200年と文化を築き上げていきたい」と発展を祈った。
記念事業の総事業費は約150万円で、区民から寄付金を募って取り組んだ。
江戸時代、田畑を開拓し、日影村の生活基盤が形成された。明治になって伊那町に編入し、1902年に日影区が発足した。世帯数は約1千戸。