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伊那市議が公共交通の実態調査

道路・交通対策特別委員会 地域循環バスに乗り聞き取り

伊那市議が公共交通の実態調査

伊那市議会の道路・交通対策特別委員会は、公共交通の実態を把握し、より利便性の高い運行形態を提案しようと5日地域循環路線バスに乗りました。 実態調査には、市議会の道路・交通対策特別委員会のメンバー6人と議長・副議長がオブザーバーとして参加しました。 市役所からは、午前8時6分発の市街地循環バスに乗り伊那営業所に行きます。 伊那営業所からは、富県・東春近方面、西箕輪方面、若宮・美原・手良・福島方面の3つの路線に別れます。 どの方面も乗り継ぎに30分ほどの時間がありました。 アイスクリームでひと息入れる柴満喜夫副議長。 平岩国幸委員長らは、富県・東春近方面の地区循環バスに乗り込みます。 停留所から乗ってくる地域の人に、バスの利用目的や利用頻度、利便性などを聞き取り調査していました。 地域内をくまなく走るバスは、行き違いができないほどのせまい道路も走ります。 冬は、雪で運転にも神経を使います。 伊那営業所を出発して1時間10分で、伊那営業所に戻ってきました。 各路線を乗った委員がここで再び集合。 市街地循環バスに乗り、市役所を目指します。 バスの中では早速情報交換が行われていました。 市役所には、午前10時46分着。 出発から2時間30分ほどで戻ってきました。 各委員からは、運賃や時刻などの情報が少ない、料金格差がある、バスの小型化の検討を、市街地循環バスの内回りの必要性などの意見や聞き取り調査の結果が報告されました。 委員会では、年度内に意見をまとめ、見直しが予定されている公共交通の計画に反映させたいとしています。

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