狼煙リレー 上下伊那繋がる
戦国武将武田信玄が情報伝達手段として使っていた狼煙を再現する「狼煙リレー」が6日、上下伊那の25か所で行われました。 伊那市西春近では、3か所で行われました。 このうち西春近北小学校の校庭には、竹や藁、杉の枝などを使った高さ2メートルほどの狼煙台が用意されました。 狼煙リレーは、伊那谷の歴史を学ぶと共に地域の連携を図ろうと公民館や有志などでつくる「武田信玄狼煙会」が行っているもので、今年で7年目です。 午前9時15分、物見や城から狼煙が上がったのを確認すると、児童3人が狼煙台に火をつけました。 西春近北小学校の校庭には、自治協議会のメンバーの他、野球の練習をしていた子ども達など合わせて50人ほどが集まり見守りました。 関係者らは、他の地域の状況などを携帯電話を使って確認していました。 6日は、上下伊那25か所で行われ、最南端の根羽村でつけた狼煙は最北端の箕輪町まで繋がったということです。