9割近くが村に定住希望
南箕輪村が第5次総合計画策定に向け実施した住民アンケート調査によると、村に住み続けたいと希望している人は9割近くにのぼることが分かりました。 8日村役場で開かれた、村議会全員協議会で報告されました。 アンケート調査は5年ぶりで、平成28年度から5年間の第5次総合計画の策定や今後の村づくりに役立てようと、村が行いました。 村内在住の18歳以上の住民1400人を無作為に抽出し、回収率はおよそ41%の577人でした。 調査結果によると、定住を希望する人の割合は88.2%で前回の80.2%より8%増えました。 定住を希望する理由としては、「自然が豊かで潤いがある」、「田園風景などの景観が良い」、「下水道の整備が進んでいる」などが満足度上位になっています。 逆に不満足と回答があったものは、「買い物の便利さ」、「公共交通機関の利便性」、「働く場の確保」などとなっています。 また、今後の村の重要な点としてあげられたものは、「子どもにとって安全安心なむらづくり」、「交通事故防止対策の充実」、「防犯対策」などとなっています。 唐木一直村長は、「この結果を見て、これまでやって来た事は間違っていなかった。アンケートを分析し今後の村づくりに役立てていきたい」と話していました。 南箕輪村では、平成27年度中に計画案をまとめ、28年度から、実施していく考えです。 また、今回初めて村への愛着度についてのアンケートも行われ、78.8%が「愛着を感じている」と回答し、中でも高校生世代が、85%と高くなっています。