耐震改修施工現場研修会
伊那合同庁舎の耐震改修現場から学ぶ
耐震改修工事が行われている伊那合同庁舎で、施工方法などを学ぶ現場研修会が12日に開かれました。 研修会には、上伊那地域の設計業者や建設業者、県・市の職員など30人あまりが参加しました。 昭和49年建設の伊那合同庁舎は、耐震診断で、基準を満たしていなかったことから、災害拠点施設としての機能を果たせるよう平成25年度から改修工事が行われています。 参加者は、4つの班に分かれ、現在行われている耐震改修の施工方法や業務が行われている中での工事管理などについて学びました。 伊那合同庁舎の耐震改修は、地下1階から地上5階までのすべての階に耐震壁や耐震ブレースなどと呼ばれる装置を設置します。 長野県建築士事務所協会上伊那支部では、「東日本大震災から3年半。この地域も大きな地震に備えていかなくてはならない」と話ていました。 参加者たちは、耐震改修の設置課程を見ることで、大規模建築物の施工方法に理解を深めていました。