直江津遭難事故から72年 冥福祈る
中箕輪国民学校、現在の箕輪中部小学校の修学旅行で5人の児童が亡くなった直江津遭難事故から今年で72年。 小学校にある慰霊碑前で13日、当時の同級生が冥福を祈りました。 13日は、当時の同級生で作る搏美六人力会の有志18人が慰霊碑前に集まりました。 事故は、1942年、昭和17年に起きたもので、修学旅行先の新潟県直江津海岸で高波にさらわれた6年生5人が命を落としました。 同級生が恩師の名前に、亡くなった5人と自分を加え「搏美六人力会」を結成し、事故が起きた9月13日に毎年慰霊しています。 搏美六人力会の結成当初は248人いましたが、会員の高齢化も進み、現在は有志が集まっています。 原和雄代表は、「今年で84歳となり、数多くの方が亡くなった。ひとり30人力で会を支えていってほしい」と話していました。