手づくりカヌー 美和湖でレース
東春近小5年生 自然や連携学ぶ
伊那市の東春近小学校の5年生は、手作りしたカヌーで19日、レースをしました。 レースは伊那市長谷の美和湖で行われました。 対岸までの約200メートルを往復します。 東春近小の5年生65人が4人1組になり、力をあわせてオールをこぎます。 対岸では石を拾い持ち帰ります。 息を合わせてまっすぐ進むチームもあれば、なかなか前に進まないチームもありました。 間もなくして一位のチームが到着。 水の上ということで、自由がきかずなかなかカヌーから降りられないチームもありました。 NPO法人美和湖クラブの協力で今年は4艇のカヌーができました。 これまでに伊那小や高遠小で作ったものもあわせて手作りカヌーは20艇になっています。 北澤夏樹教諭は、「カヌーを通じて自然とのかかわりあいや相手を意識して連携することを学んでもらいたい」と話しています。 レースの後は、反省会が開かれ、それぞれが感じたことを出し合いました。 その後、反省をふまえ小学生たちが再び湖に繰り出していました。