古道 秋葉街道の歴史や文化を学ぶ
信州伊那アルプス街道推進協議会は20日、南アルプス麓の古道、秋葉街道を散策するウォーキングイベントを行いました。 日本ジオパーク全国大会の関連企画として、ジオに関する魅力の発見や、「信仰の道」としての文化、歴史を学ぶものです。 秋葉街道は、諏訪市から火伏せの神社として知られる、静岡県の秋葉神社まで繋がる古道で、この日は長谷地域のおよそ5キロを歩きました。 イベントには、およそ50人が参加し、秋葉街道ガイドの高坂英雄さんが案内役をつとめました。 尾田屋石仏群では、石仏の由来や意味などを説明していました。 高坂さんは、「石仏は、秋葉権現、金毘羅権現、富士参詣供養塔などで、庚申と書かれたものは定期的に建て替えられたものです」などと話していました。 また、石仏にどのような文字が刻まれているかわからないときは、「片栗粉をすり込むと読みやすい。その後は水で洗い流すこと」と事務局の矢島信之さんが説明していました。 信州伊那アルプス街道推進協議会では、「今後も地域の歴史にふれるような散策などのイベントを行っていきたい」と話していました。