伊那市移住ツアー 信大生が参加
新山地域など見学
伊那市へ移住を考える人を対象にした体験ツアーが、23日開かれ、信州大学農学部の学生2人が参加しました。 ツアーは、高遠町の灯籠祭りに合わせて開かれたもので、信州大学の学生2人が参加しました。 ツアーでは、新山のパン屋「パンキエスト」を訪れたほか、鹿嶺高原や高遠町の移住者向けの物件を見学するなどしました。 参加者の一人、信大農学部3年の、幸地 慶さん22歳。両親が沖縄から本州の里山で暮らしたいと考えているということです。 伊那も移住地の候補のひとつになっているということですが、南箕輪キャンパスに在籍していても、住んでいる地元のことを知らないとしてツアーに参加することにしました。 ツアーでは、新山のトンボの楽園に移動し、昼食をとりました。 伊那市では、「信大生にどのように住み続けてもらうかということは、移住プログラムの柱の一つ。チャンスがあれば住み続けたいと考える学生と接点を持っていきたい」と話していました。 伊那市では、移住体験ツアーのほか、東京や、名古屋、大阪で移住セミナーを開いていて、定住促進を行っていくとしています。