県食と農業農村振興計画審議会上伊那部会 計画見直し素案了承
長野県食と農業農村振興計画審議会の上伊那地区部会が9月30日、伊那市のJA上伊那伊那支所で開かれました。 審議会では、県からの農産物等の輸出額を平成29年度までに5億円とする目標値が示され了承されました。 長野県食と農業農村振興計画は、農業の継続的な発展を目指し、平成25年度から5か年計画で策定されたものです。 この日の部会では、計画の見直しの素案について審議しました。 素案では、平成25年度で1億2千万円だった県からの農産物等の輸出額を、平成29年度までに4倍の5億円とする目標値が新たに示されました。 素案では、りんごの輸出量を平成25年度の72トン1,300万円から720トン1億3,000万円と10倍に、6次産業化で加工した食品を500万円から5,000万円と10倍にするなどとしています。 審議会では、6次産業化により開発された加工食品の輸出を拡大するため、現地の嗜好に合った商品開発を支援する考えです。 この日了承された素案は、11月上旬に開かれる県の審議会に諮られ、決定する予定です。