中ア亜高山帯でニホンジカ確認
中央アルプスの宮田村の黒川国有林にある標高2300メートル付近の登山道で新たにニホンジカの生息が確認されました。 これは1日、伊那市の南信森林管理署で開かれた南信地区国有林等所在市町村長有志協議会の総会で報告されました。 南信森林管理署では3年前からニホンジカの生息確認の為に中央アルプスにセンサーカメラを設置しています。 今年度は新たに標高1900メートルから2300メートルの登山道に3台のカメラを設置し9月末現在で9枚の写真にニホンジカが映っていたという事です。 白鳥孝伊那市長は「関係機関が協力し国を挙げいままで以上に獣害対策に力を入れていただきたい」と話していました。 南信森林管理署では、中アでの生息数は他の地域に比べ少ない、今後も継続して行動調査をし対策をとっていきたいとしています。