藍・手描交友展
藍・手描交友展
佐々木桂子さんの新作も
草花に向き合って
飯島町のJR飯島駅前ヤナギヤ2階のアミカホールで来月19日まで、優しい表情の草花の水彩画と藍染作品を集めた「藍・手描室交友展」が開かれている。
飯田市在住の水彩画家、佐々木桂子さんの新作と、佐々木さんが主宰する手描室3教室(飯島町、飯田市、愛知県小牧市)の受講生48人の作品を、前期後期と分けて展示した。
佐々木さんの作品は飯島町の焼酎用のサツマイモを描いた「さつま芋 飯島産」、桜を描いた「春の月」、シュウカイドウやタデで表現した「秋の月」など5点。受講生の作品は「サルビア」「クリスマスローズ」「椿」「花みずき」「カラー」など多彩。
藍染は佐々木さんがデザインし、飯島町の横田克年さんが型を切り、宮田村の細田伊佐夫さんが染めた作務衣など、いろいろな職の手による作品も並んだ。
佐々木さんは「見る、描く、消す、見る、描く、消すの繰り返しを重ねて、上手、下手でなく、1輪の花、1本の草に向き合う真しな心を感じてほしい」と話していた。
飯島手描室は毎月第3木曜日午前10時縲恁゚後3時30分まで、アミカホールで開催、受講生を募集している。